「定常状態ーを越える」べく 「○」と何人かが音楽全般ほかよろず語り下ろし中!! / 「すべての表現するココロに捧ぐ」べくお送りしています つねに更新中!maru1978eonta@gmail.com!
by maru-eo 生きてく日々のメモ
文脈を参照して内容を割り引くことを「批判」と言います。
批判というと日本では攻撃と勘違いされがちですが、違います。 批判とは、隠されていた前提を明るみに出し、前提を取り替えると成り立たなくなることを証明して見せる営みのことを言うのです。 ●○●○●○●○●○● 宮台真司 07年12月22日 カテゴリ
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没後10周年記念盤。ここからプロフィール。服部良一は1907(明治40)年10月大阪生まれ。1927年関西音楽界の父エマヌエル・メッテルに師事してリムスキー・コルサコフの和声を学ぶ。31年にはタイヘイ・レコード、36年コロンビア・レコードの専属作曲家。38年「別れのブルース」、「雨のブルース」がヒット。40年「蘇州夜曲」(東宝映画『支那の夜』主題歌)。42年「アイレ可愛や」等東南アジア向けの歌を書く。終戦は上海で迎え12月に帰国。47年「ジャズ・カルメン」、「東京カルメン」上演。49年、「セコハン娘」「コペカチータ」「東京ブギウギ」「銀座カンカン娘」「買物ブギ」「三味線ブギ」。79年交響詩「マウント富士」発表。80年、日本音楽著作権協会会長に就任。93年1月30日85歳で死去。国民栄誉賞。 ここに収められているのは戦後の服部作品。どれもかなりがっつりと「作曲」(と編曲)されているのに驚く。キレイな作曲振りであって、好き嫌いや歌詞を越えて安心して音楽として聴くことができる。別にどおってことのない昭和24年の映画の挿入曲のM14のオーケストレーションの美しさといったら。 しかしこういう場合まんまビゼー「カルメン」をバックで淡谷のり子が歌うM14(D2)とかはどうなるんであろうか。M19なんてたいした曲で無いように思うけれど、このオケのアレンジとかおそろしく真剣な構築振りである。 ブギウギを輸入してガンガン売ったのがいいれいだけれど、服部良一は日本にはめずらしいリズムとハーモニーで音楽が書ける人だったわけだ。いまもむかしもニッポンポップスが一番弱いところをすでに明治生まれのこの人はやっていた。ブギ、カンカン、ビギン、タンゴ、ルンバ、ハバネラ、スイング、この世界のヒット・リズムの繚乱ぶり。 ディスク:1 “銀座カンカン娘”1948-1950 1.東京の屋根の下(灰田勝彦) 2.恋はバラの花(灰田勝彦) 3.南の恋唄(暁テル子) 4.これがブギウギ(暁テル子) 5.三味線ブギウギ(市丸) 6.白薔薇の歌(服部富子) 7.鬼のブギウギ(暁テル子) 8.涙の花くらべ(竹山逸郎,服部富子) 9.恋のジプシー(暁テル子) 10.懐かしのタンゴ(山口淑子) 11.リラの街角(灰田勝彦) 12.沙漠の花嫁さん(服部富子) 13.銀座カンカン娘(高峰秀子) 14.わが夢わが歌(灰田勝彦) 15.バイバイ上海(服部富子) 16.いのちむなしく(平野愛子) 17.夜来香(イエライシャン)(山口淑子) 18.想い出の白蘭(山口淑子) 19.恋の長崎(市丸) 20.銀座お洒落娘(服部富子) 21.ワン・エン・ソング(灰田勝彦) 22.ハロー王(ワン)さん(服部富子) ディスク:2 “アメリカ土産” 1951-1954 1.霧のサンフランシスコ(服部富子) 2.アメリカ土産(服部富子) 3.思い出のユーモレスク(服部富子) 4.東京よさこい(市丸) 5.女ひとりのブルース(轟夕起子) 6.大阪娘(服部富子) 7.雨のビギン(小畑実) 8.花よりタンゴ(市丸) 9.アリラン・ルンバ(服部富子) 10.夢よいづこ(灰田勝彦) 11.チャッカリ・ルンバ(久慈あさみ) 12.時計のささやき(ナンシー梅木) 13.チャイナ・ムーン(渡辺はま子) 14.恋のハバネラ(淡谷のり子) 15.あの夜のワルツ(服部富子) 16.東京やんちゃ娘(宮城まり子) 17.恋は陽気にスイングで(宮城まり子) 18.霧の夜汽車(小畑実) 19.青い夜のタンゴ(小畑実) 20.バイバイ東京(服部富子) 21.お酒の歌(暁テル子) 22.東京シンデレラ(宮城まり子) 23.君懐しのトランペット(生田恵子) 「流行化の時代」→ 芥川 龍之介『上海游記・江南游記』(講談社文芸文庫)
by maru-eo
| 2005-05-29 02:21
| 「Jポップ」を擁護する
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