「定常状態ーを越える」べく 「○」と何人かが音楽全般ほかよろず語り下ろし中!! / 「すべての表現するココロに捧ぐ」べくお送りしています つねに更新中!maru1978eonta@gmail.com!
by maru-eo 生きてく日々のメモ
文脈を参照して内容を割り引くことを「批判」と言います。
批判というと日本では攻撃と勘違いされがちですが、違います。 批判とは、隠されていた前提を明るみに出し、前提を取り替えると成り立たなくなることを証明して見せる営みのことを言うのです。 ●○●○●○●○●○● 宮台真司 07年12月22日 カテゴリ
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昭和14年から49年までの浪曲と歌謡曲の融合を聴く。第2次大戦後、民主主義にそぐわないとして急速に廃れていった浪花節。たしかにいまから考えるといまでもふつうに聴ける服部良一、演歌に残る古賀政男よりもここに聴けるものは僕らの中にはこれっぽちもないものだ。にもかかわらず、いやそうであるからこそ音楽的な面白さや自由さ、可能性を感じる。メロディーよりも(「艶歌」以前の)ウナリやコブシの豊富な魅力にぼくらはあまりにも触れていなさすぎる。 「浪曲」というのは昭和になってから使われた言葉で、明治・大正期には浪花節といわれていた。明治30年代から始まった外国資本のレコード売り上げのほとんどは浪花節で、その後の基礎となった。明治末・大正中葉の浪花節のリズムは物語を進める、だったものが大正末・昭和初期になると物語をまとめる方向へいく。ここで浪花節の鉛管は閉じたのではないか(朝倉喬司)。昭和13年あきれたぼういずの登場は浪花節から浪曲への接点。浪花節→浪曲→歌謡浪曲。解説は深沢美樹(男) 「アンコ」は一曲のなかに他の曲が挟みこまれること。藤井ケン子(1934年秋田生まれ)はヴァイオリンのようにうたう。聴かせるねえ! M11で8分34秒にわたってバックを引っ張って民衆のカタルシスを歌い物語る三波春夫は日本のJ・Bなのではあるまいか。地に足着いた音楽している。昭和28年新作民謡浪曲「涙の須磨の浦」発表、同30年客席から「浪曲より歌謡曲をやってくれ」の声を聴く。32年歌謡歌手としてデビューする。浪曲調の「大利根月夜」。 企画・選曲・監修の中村とうよう氏は「音楽と語りの合体」においてラップとの親近性を指摘。すごくわかりやすい。 ※朝倉喬司「浪花節・その栄光と挫折ーあるいはケレン味を利かせた日本資本主義発達史」ミューマガ80年9月、 『芸能の始原に向かって』 (ミュージック・マガジン 1986.4)所収 1.笑う地球に朝が来る(川田晴久とダイナブラザーズ)1950映画主題歌 2.あきれた石松(あきれたぼういず)1939漫芸 3.石松ぶし(美ち奴+広沢虎造)1940浪曲入り歌謡曲 4.次郎長ぶし(同)1941浪曲入り歌謡曲 5.吉良の仁吉(美ち奴)1939歌謡曲 6.浪曲カクテル(同)1940浪曲入り会津磐梯山 7.涯なき南海(東海林太郎+寿々木米若)1942浪曲入り歌謡曲 8.お好み都々逸(天中軒雲月〈伊丹秀子〉)1942浪曲余興 9.唄入り観音経~さわり(三門博)浪曲 10.津軽小原節~「壷坂」アンコ入り(藤井ケン子)アンコ入り民謡 11.出世佐渡情話(三波春夫)浪曲入り歌謡曲 12.俵星玄蕃(同) 1964長篇歌謡浪曲
by maru-eo
| 2005-05-29 18:22
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