○2005.6月のUtadaによる日本語での会見
あのCMは結局なんだったのか。まあなんでもなかったんですよね。うたわなかったし。ゲームしてただけだし。スター一流のネタ作り、ニュースソースの提供として受け止めた。それが成功しているかどうかはどうでもよろしい。ただ、なんとなくではあるがジワジワネタにはされていた。
で、今回の父親同伴の会見での「音楽」に関する部分。概ね以下のような発言をした。
「おんがくはくにとかかんけいないのでおおくのひとにきいてもらいたい」
Jポップは個人発の音楽としてある。その意味では圧倒的に正しい。問題はそれをどう他者に認めさすかである。宇多田ヒカルはアルバム3枚ですっかり日本人とどうかした。他者を求めた。いよいよもって『エクソドス』を聴かねばならない。
ここ以外も知性の発動を感じさせる内容でしたね。さすが!
赤江珠緒スリムになった。
「わかたか」じゃ兄のほうに問題があるだろう。それはいいとして、ここにも「不在の父」の物語がある。ってことはやっぱりテルザネ氏の「父親同伴」は圧倒的に正しいんだ。ああいう父親が(母親ももちろん)宇多田ヒカルを産み育てたんだ。