「定常状態ーを越える」べく 「○」と何人かが音楽全般ほかよろず語り下ろし中!! / 「すべての表現するココロに捧ぐ」べくお送りしています つねに更新中!maru1978eonta@gmail.com!
by maru-eo 生きてく日々のメモ
文脈を参照して内容を割り引くことを「批判」と言います。
批判というと日本では攻撃と勘違いされがちですが、違います。 批判とは、隠されていた前提を明るみに出し、前提を取り替えると成り立たなくなることを証明して見せる営みのことを言うのです。 ●○●○●○●○●○● 宮台真司 07年12月22日 カテゴリ
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フジTVの深夜音楽番組『FACTORY』と連動した「GIRL POP FACTORY ’05」は、全体的に“ガール”・ポップじゃあないだろうという出演者ながら、内容的にはバラエティーに富んだなかなかおもしろいライヴ・イベントでした。 フジロックよりも長く感じたステージセッティングを含めて16時30分~21時30分まで約5時間。イマイチかみ合わないダルなショーケースも新しい人を知り、元気なボニ・ピンを確認、ハルカリに泣いて、最後はパフィーに貫禄でもっていかれた感じです。これが今年唯一の夏フェスになりそうなのがナンですが、以下、出演順と相対評価と感想。 【出演者】 亜矢 ★★★★☆☆☆☆☆☆ Yum!Yum!ORANGE ★★★★★☆☆☆☆☆ HALCALI ★★★★★★★★☆☆ BONNIE PINK ★★★★★★☆☆☆☆ Tommy Heavenly6 ★★★★☆☆☆☆☆☆ PUFFY ★★★★★★★★★☆ ■まったく知らなくて見たら、一昔前のオルタナ・シンガーみたいだった亜矢。重いギター・ロックで、暗い曲調によく聴き取れない歌詞。ナルシスティックなステージング。ピンク色の入った髪に黒のSG。本人がVo、GでG、B、Drの4人編成。歌が聞き取れないので歌詞が分からんが、アマゾンで曲名を見る限り暗そうである。2002年のデビュー盤を「ニルヴァーナ、パール・ジャムのメンバーらと制作して話題になった」とのこと。うむ、遅れてきたオルタナ・グランジ・女性シンガー。ソロでもあるし日本にはいないタイプだけど、こういう需要はほとんど椎名林檎が金に換えてしまったような気がする。オレが聴いた限りでは美メロの曲はなかった。こういう暗いナルシスト・ロックはどうなんだろう。応援する人がいるのはわかるけど。ムダにハウってたなと記憶。客席中央の一番良いところで鑑賞。 ■アニメ「こち亀」オープニング曲を歌っている(いた?)6人組スカ・ポップ・バンド。ヤムヤムオレンジと読む。女性Vo、トロンボーン(男)、トランペット(女)がフロントでG、B、Drが男。全員明るい笑顔で生粋のポップ・ソングを歌うスカ・バンド。これも珍しい形態だと思う。会場のごく一部のみモッシュ状態になっていたのが謎。だって「こち亀」の主題歌だぜ? 歌詞はみんな大変なこともあるけど元気にいこう系。MCで「山嵐のライヴに出る」みたいなことを言っていたが、そういうつながりも可能なのか、とびっくり。形態は似ていても、音楽性は違いすぎると思うんですけど。Voの声の高いところがキンキンして耳が痛かった。このあたりから最前列付近へ移動。 ■この頃から1年足らずですっかり成長しちまったハルカリ。前回見た「QJフィヴァル」の時は半分くらいナタリー・ワイズとの一緒だったからわからなかったけれど、ちゃんとヒップホップをやってる。ほぼ一曲ごとに水を飲んでDJ卓でなごむというもはや大物のステージング。ジーンズに電光掲示板つきのベルトがキュート。ゴージャスなキャミソールのハルカ ? と「道楽」と書かれた黒Tのユカリとキャラ分けも十分。すっかり別人のように美しくなったユカリに感涙。PV通りでないダンスにも感涙。「最後にピースフルな曲を」といって歌われた真心ブラザーズ「愛」にももちろん感涙。近すぎてユカリ嬢の笑顔を正視できませんでした。あと一曲くらいやったような気がするうろ覚えの演目は以下。 マーチング・マーチ ストロベリー・チップス ギリギリサーフライダー 若草DANCE 愛(真心ブラザーズ) ■ドラムレスで落ち着いたオンガクを聴かせたのが今年10周年のBONNIE PINK。「evil and flowers」「Heaven’s Kitchen」等の代表曲と近々発売になるらしいアルバムからGラブ調の新作を1曲。観客がもっとも落ち着いてたっぽいのがこの人。もともと大盛り上がりするタイプではないから、ハナからブが悪いんだが、どう聴いたら良いかわからない客も多いだろうな。英語詞が多くて、曲調も似ているのが多い。新作もスウェーデン録音だと言うし、アメリカ進出もいいけれどこれからどういった楽曲を作っていくのか興味がある。ニッポン人ってのはドラムのビートがないとノレないんですよ。 ■メガネをかけないブリグリ・トミーのソロプロジェクトがTommy Heavenly6。オリーブ系少女の新展開は、ダルなやる気のなさとボヤキ系MC。白人イケメン男を集めたバンド(Drだけニッポン男子)は当て振り、しかも音響の関係で一度演奏が(というかカラオケが)ストップするという失態ぶり。「わたしはここにいていいんでしょうか。戻ってやりなおしますか」と舞台袖をにらみながら言ってたな。ただ、楽曲の構成やアレンジは参加ミュージシャンの中で一番凝っていて、じつにポップ。だいたい暗めのイントロから転調してポップなサビというパターン。タイトな黒のヒップハングにタンクトップ。胸はないがキュートなやせ形。『下妻物語』から「Hey My Friend」、マンガ『NANA』トリビュートから「Gimme All Of Your Love!!」、後半オレの後ろの客が「もういいよ」と発言。歌がうまいとか下手とかでなく、ライヴとして問題あるよな。カラオケは。近発アルバムからの曲が多いンだから仕方ナシ、人妻の趣味みたいなモンだしと良い方に解釈。トミー・フェブリュアリーと違って、キャラ付けや曲調からすると、本隊のブリグリでやってもいいとも思うのはオレだけか。髪をもうすこしキレイに染めてもらえるとうれしいです。客席前方に何人かゴス・ロリ系を発見。ライヴはクソでもはみでた水色の下着に和みました。 ■トリは今ではアメリカのコドモ等の人気者パフィー。全然期待してなかったけれども、これがベスト・アクトでした。なにしろ、手練れ揃いのバンドがすばらしい。Dr、B、Keyに2ギターで、とくにステージ向かって左のギターには惚れました。確実なバッキングに計画性のあるソロ。レスポールのぶっとい音。もう片っぽのタンクトップの人も、音数少ないベース、重いドラムも良い。これぞプロってもんだのバンドにちゃんとあわせているパフィーの二人も◎。ダルでポップな二人組はいつのまにやら腹のスワったフィメール・ロック・デュオになってた。客いじりやMCもアメリカ・ドサ周りの実績を感じさせる余裕っぷり。個人的にタイプの亜美の最近のファッションは誰かに似てるんだよなあ、と思って考えてみたらホワイト・ゾンビでした。そのパフィーも今年10周年だそうです。PUFFY GOES ON !!
by maru-eo
| 2005-08-01 02:03
| ●○オンガク漂流○●
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