「定常状態ーを越える」べく 「○」と何人かが音楽全般ほかよろず語り下ろし中!! / 「すべての表現するココロに捧ぐ」べくお送りしています つねに更新中!maru1978eonta@gmail.com!
by maru-eo 生きてく日々のメモ
文脈を参照して内容を割り引くことを「批判」と言います。
批判というと日本では攻撃と勘違いされがちですが、違います。 批判とは、隠されていた前提を明るみに出し、前提を取り替えると成り立たなくなることを証明して見せる営みのことを言うのです。 ●○●○●○●○●○● 宮台真司 07年12月22日 カテゴリ
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タジ・マハール 2001 この人はブルーズ・ミュージシャンとして有名な人。1942年NY生まれでマサチューセッツ州スプリングフィールド生まれ。これくらいの年齢の英米人が若かった頃にはブルーズが流行っていたのだ。ライ・クーダーとライジング・サンズというバンドも組んでた。 当時出てきた人たちは2000年代のイマそれぞれにオンガクをつづけていたり、いなかったりする。若いまま死んだ人たちもたくさんいるだろう。タジと一緒にロックン・ロール・サーカスしていたストーンズはあいかわらず世界最大のバンドで新曲を最近出した。 タジは81年からハワイに住んでいるそうで、このアルバムのクレジットは正式には「タジ・マハール&ザ・フラ・ブルーズ・バンド」。ブルーズを根っこにしたフラのコーラスやスティールギターが入り交じったリラックス・アロハ・ミュージックを奏している。 ボブ・マーリーで有名なM5はリッチー・ヘイヴンスの曲なんだそうな。マーリーのは71年の録音で、タジとウェイラーズは『モ・ルーツ』(74)で共演しているとのこと。タジは義理の父がジャマイカ人で他民族の人たちがともに暮らす地域に育った。ライナーに載っているタジの言葉がおもしろい。 (みな彼がジャマイカに行って現地の音楽を聴いて帰ってきたんだと思っているが)ジャマイカの音楽は僕の家の中にあったんだ。 (略) ブルーズや何やらに取り囲まれた生活の中で、マーカス・ガーヴェイとジャズ、そして違う種類の政治的観点と共に育てば、純粋な少数異教徒たちが持つ普通とは異なった視点を持つようになる。 (略) 融和を目にして、相違も目にする。るつぼというよりも、軽くかきまぜたサラダとかモザイクのようなものだと思う で、そんな彼が2000年代に作ったのが今作というわけだ。 ここに収められている曲は、異なった基礎環境からやってきた同じ好みを持つ人びとが喜びと愛と調和に溢れた文化的混合物を創造すると何が起こり得るかを示している(ここにはアフロ・カリビアン、アフロ・アメリカン、太平洋諸島の住人、ポルトガルとその他のヨーロッパ系の視線を持つ人たちがいる)。 世界はどうにもキナ臭くて、ニヒルなオンガクが流行っているが、ここには一あし先に行き着くところにたどり着いた人だけが持つ心地よさがある。ディランのカヴァーM10はけっこうオリジナルに忠実なアグレッシヴな演奏で「どこにいても忘れちゃならんことはあるんだよ」とタジおじさんが言っているみたい。南の島の見張り塔のおじさんはいったいナニを見てるんだろ。 1.グレート・ビッグ・ボート 2.ブラック・ジャック・デイヴィ 3.ムーンライト・レイディ 4.キング・エドワーズ・スローン 5.アフリカン・ハーブマン 6.ベイビー・ユーアー・マイ・デスティニー 7.スタッガ・リー 8.リヴィング・オン・イージー 9.マイ・クリオール・ベル 10.見張り塔からずっと 11.ハナペペ・ドリーム~忘れられた夢~
by maru-eo
| 2005-08-16 19:40
| ●○オンガク漂流○●
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