「定常状態ーを越える」べく 「○」と何人かが音楽全般ほかよろず語り下ろし中!! / 「すべての表現するココロに捧ぐ」べくお送りしています つねに更新中!maru1978eonta@gmail.com!
by maru-eo 生きてく日々のメモ
文脈を参照して内容を割り引くことを「批判」と言います。
批判というと日本では攻撃と勘違いされがちですが、違います。 批判とは、隠されていた前提を明るみに出し、前提を取り替えると成り立たなくなることを証明して見せる営みのことを言うのです。 ●○●○●○●○●○● 宮台真司 07年12月22日 カテゴリ
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BLANKEY JET CITY 1997 ■子ども部屋から大空を目指すような・・ いろいろひっくめて9枚目? レコード会社移籍後の作でセルフプロデュース(初)ということで、ただ曲を集めたというよりも世界観が強く打ち出されている。ブランンキー嫌いにはたまらない雰囲気だけれど、好きな人にもたまらんだろう。計45分51秒。 白眉はM5。抽象的な推論と決然とした言い切り。♪感情があって 悲しさはそれの一部分だから 涙が流れる はずはない はずはない。のだが、いつしか♪はずはないさ、と言い切りが思いに変わる。これだけのことなんだが、たったそれだけの感情のダイナミズムを曲にしてしまうというのが浅井健一の真骨頂だ。シンプルすぎる歌詞を表現するために、リズムとギター・ベースの旋律が総動員される。音と言葉が絶妙にあいまった感情表現になり得ている。地味だけど、代表曲の一つだと思う。 まんまブツを歌うM6はロッカ風で初期に戻ったみたい。このあとにつづくようなポップなフックを持ちつつ重たいM8では揺れ動くブツ(ガソリン)におのれの感情を写しこんでぶち込む。ブランキーならではのソングである。照井のヴォーカルに導かれてベンジーが歌うM9。好きなイコンを思い入れたっぷりに歌い上げるというのもブランキーならではだけれど、イマイチ完成度が低い。でもスパニッシュ風のギター入れたり工夫を凝らしている。こういう几帳面さ。ベースもドラムも微妙に難しそうなリズムをきちんと奏でている。ブランキー版「JEEP」(長渕剛)といった雰囲気のM10。ベンジーのセンチメンタリズム全開でほほえましいが、曲としてはもう少し練って貰いたかった。♪ハートに ひびが入るほど きれいな海を 探しに行く 物語。 ベンジーはいつかのインタビューで「ガッコやめてからなにしてた」というような問いに「作曲をひとりで勉強した」みたいなことを言っていたと思う。ぜひいつかコンセプチュアルな曲と詞が拮抗する大作を作ってもらいたい。この人ならできると思うのだけれど。 タジマックスとシンドウミツオによるデザインはちょっとかっこわるい。 1.プラネタリウム 2.プディング 3.ミッキー・ダック 4.皆殺しのトランペット 5.感情 6.スパゲッティ・ヘア 7.キャンディ,ストア 8.ガソリンの揺れかた 9.デニス・ホッパー 10.海を探す ●BJCディスコグラフィー途中まで LAST DANCE 2000年9月20日 HARLEM JETS 2000年5月10日 ロメオの心臓 1998年6月24日 国境線上の蟻~The Very Best of Blankey Jet City~ 1998年1月21日 LOVE FLASH FEVER 1997年6月18日 SKUNK 1995年11月22日 THE SIX 1995年3月1日 幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しいふりをする 1994年5月25日 METAL MOON 1993年12月1日 C.B.Jim 1993年2月24日 LIVE!!! 1992年9月30日 BANG! 1992年1月22日 Red Guitar and The Truth 1991年4月12日
by maru-eo
| 2005-08-28 15:48
| 「Jポップ」を擁護する
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