「定常状態ーを越える」べく 「○」と何人かが音楽全般ほかよろず語り下ろし中!! / 「すべての表現するココロに捧ぐ」べくお送りしています つねに更新中!maru1978eonta@gmail.com!
by maru-eo 生きてく日々のメモ
文脈を参照して内容を割り引くことを「批判」と言います。
批判というと日本では攻撃と勘違いされがちですが、違います。 批判とは、隠されていた前提を明るみに出し、前提を取り替えると成り立たなくなることを証明して見せる営みのことを言うのです。 ●○●○●○●○●○● 宮台真司 07年12月22日 カテゴリ
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くるり 2000.1.21 ■すべて「ポップ」になる日まで くるりの2ndアルバム。Coプロデュースはジム・オルーク。ここには冷静に聞くと吐いちゃいそうなくらいいろいろなモノが詰めこまれている。だから「図鑑」とタイトルを付ける。なんて健康なんだ。ハード・ロック、カルいテクノ、70年代のロック、60年代くらいのフォーク、学校で習う音楽と習わない音楽、その他たくさんの固有名詞にまつわる音、そして、ここに収められるまで誰も鳴らせなかった音楽と言葉がある。 くるりはニッポンのロックの目下のところ第一番目の代表選手である。でもそれは彼らの形態や要素の多くがそうであるということであって、くるりが生み出した音楽はどこまでもポップを目指す。そういうくるりの2000年の初めの現在地点の確認がこの盤だ。 くるりは演る人であると同じくらい、あるいはそれ以上に聴く人だ。「演る」ということが積み重ねられていく現実を生み出すとすれば、「聴く」ってことはそれ以外の大いなる可能性だ。音楽において「演る人」は有限だが、「聴く人」は無限だ。無限の可能性が優しい気分で試されるとき、「ポップ」が見えてくる。よってくるりはずいぶん孤独な道を行っているように思えるが、楽しそうである。だからこそ、聴く者は勇気を受け取ることができる。 ベックが海の向こうのアメリカでやっているようなことをニッポンでやっているんじゃないか。ベックはヒップホップ・ルーツだけれど、こっちはちょっと懐かしいところがある。いかにもイマっぽいヒップホップ担当は向井秀徳率いるZAZEN BOYSが激しくやっている。こっちはもっと優しくて、妄想と闘って現実世界にアジテーションするよりも、現実を静かに眺めることを志向している。そういうくるりがとても人気があるというのは、よくわかる話だ。これでドラムズ担当者が安定しないというのもなんとなくわかるw ムカシ小沢健二が言った「にぎやかな場所でかかりつづける音楽に 僕は耳を傾けている」という言葉を、いちばんよくわかって、実行しているのがこの人たちなんじゃないか。 そんなこんなで十分まとまりに欠けるアルバムになってますです。 1.イントロ 2.マーチ 3.青い空(アルバムMIX) 4.ミレニアム 5.惑星づくり 6.窓 7.チアノーゼ 8.ピアノガール 9.ABULA 10.屏風浦 11.街 12.ロシアのルーレット 13.ホームラン 14.ガロン(ガロ~ンMIX) 15.宿はなし ※オマケ 岸田繁(Vo,G/'76年4月27日生まれ)、大村達身(G/'75年12月17日生まれ)、佐藤征史(B/'77年2月1日生まれ)の3名で構成されるユニット。'96年に、立命館大学の岸田、佐藤、森信行の3名で結成され、'01年9月に大村が加入、'02年に森が脱退。=BARKSより。 向井秀徳(Vo.&Gt.) '73.10.26生まれ ▽田渕ひさ子(Gt.) '75.12.9生まれ ▽中尾憲太郎28才(Ba.) '74.6.17生まれ ▽アヒト・イナザワ(Dr.) '73.6.6生まれ =ここ。 奥田民生,1965年, 5月12日=ここ。 小沢健二 1968 年4月14 日生まれ、神奈川県出身、血液型O型。1989年天下 の東京大学在学中に同級生の小山田圭吾とネオアコバンド「フリッパーズ・ギター」を 結成、瞬く間に大人気バンドとなるが、1991年惜しまれつつ解散。=ここ。
by maru-eo
| 2005-08-30 01:24
| 「くるり」を全部聴く会
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