Cymbals 2001.3.23
サックス・プレイヤー土岐英史氏の愛娘で、最近はジャズも歌っている土岐麻子さんのいたバンドのミニ・アルバム。自分らの好きな洋楽曲をカヴァー。ザ。フー、キンクス、ストーンズと渋いねえ。ニック・ロウとか。M6はディズニーの曲らしいです。
薄荷味のキャンディーのような声はなかなかにショーバイ上手そうでイマイチだが、おバカなギター・キーボードと気合いの入ったドラムズ・ベースは○。あんまりかみ合っていないというのが率直なところ。ヴォーカルのスタンス的には歌っちゃった渡辺満里奈みたいな感じ ? Singingとクレジット表記だけれど、まさにそういう感じ。こういう人がジャズを歌い始める、と。
M4は
愛と平和と理解を信じる事の何がそんなにおかしいというんだ つーザ・フーの曲。ピートは素直に喜びそうだ。KANみたいなコーラスになってるM7は46秒で終。屈折したイギリス人青年たちのオンガクをもっと屈折したニッポンの若者たちがアッケラカンと明るく再現するという盤であります。
1.I’m a Believer(ver.2.0)
2.
Little Billy
3.STUPID GIRL
4.
(What’s So Funny ’Bout)PEACE,LOVE AND UNDERSTANDING
5.Situation Vacant
6.IT’S NOT EASY
7.THE KIDS ARE ALRIGHT
※シクレットトラック