「定常状態ーを越える」べく 「○」と何人かが音楽全般ほかよろず語り下ろし中!! / 「すべての表現するココロに捧ぐ」べくお送りしています つねに更新中!maru1978eonta@gmail.com!
by maru-eo 生きてく日々のメモ
文脈を参照して内容を割り引くことを「批判」と言います。
批判というと日本では攻撃と勘違いされがちですが、違います。 批判とは、隠されていた前提を明るみに出し、前提を取り替えると成り立たなくなることを証明して見せる営みのことを言うのです。 ●○●○●○●○●○● 宮台真司 07年12月22日 カテゴリ
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アストル・アピソラ 若きピアソラのキャリア最初期の演奏が聴ける2枚組コンピ盤。D-1 M1、2がピアソラ指揮のフィオレンティーノ楽団、同M3~18とD-2 M1~16がアストル・ピアソラ楽団、同M17、18がアストル・ピアソラ弦楽オーケストラによる演奏。 ピアソラは1920年アルゼンチンのマル・デル・プラタ生まれ。現代音楽家の多くと同年代。とくにクセナキスと同い年。1939年アニバル・トロイロ楽団に参加。1944年から歌手フィオレンティーノの伴奏を任される。このCDには独立後の自分のアストル・ピアソラ楽団でのオデオン全録音と、パリから帰国後に結成したオケのオデオン録音2曲。いわばピアソラ以前のピアソラで、タンゴのなんたるかにピアソラ経由で触れる。 歌付の16曲にはちゃんと歌詞・対訳つきなのがうれしい。それを読むとタンゴというのがいかに猥雑でドラマチックなものなのかがよくわかる。歌い手は一人でもほとんど国定忠治とかの大衆演劇か、あるいは文楽みたいな雰囲気である。メロディーもしっかりとあるけれどなにしろ言葉が多いのでゆるいラップの洋でもある。演劇的でなかには小説のような内面性さえある。閉塞感を孤独に言葉やウナリで表明するブルーズというよりも、みんなでワッと盛り上がるジャズに近い社会性と洗練がある。 バンドネオンのテンポはけっこう早いし、曲の展開もめまぐるしい。こんなに閉鎖的な洗練された音楽が長いこと続いているのが驚きだ。「アルゼンチン共和国」なんて排外意識丸出しだし。この曲はなぜかワルツ。ヨーロッパ的貴族精神だろうか。エビータの夫で当時の大統領ペロンのナショナリズム高揚が背景にあるらしい。 オレがイイなと思うのはフリオ・デ・カロのとピアソラの自作が多い。終わりのほうの曲はパリでナディア・ブーランジェの元で学んだあとのものであって、じつにこれからを楽しみにを感じさせる。ジャズの旋律や弦の響きが生きていて激しく奥行きがある、いかにも現代タンゴというかんじ作品だ。 ディスク: 1 1.ラ・チフラーダ 2.バラの色 3.エル・レコド(曲がり角) 4.一度だけの恋 (ガルデルのレパートリーとして有名らしい) 5.さらば船乗り (当時の新作 ! ) 6.クリオージョの誇り カロ=ペドロ・ラウレンス作 7.エル・デスバンデ 8.奇跡(エル・ミラグロ) 9.悲しい瞳 10.エル・ピジェーテ 11.霊感(インスピラシオン) ペレグリーノパウロス2世作 12.恨みを抱いて 13.ピグマリオン 14.急行列車 15.アラガン(なまけ者) 16.愛情こめて 17.別れの痕跡に 18.ラ・ラジュエラ(石蹴り遊び) ディスク: 2 1.私のバンドネオン (「この時期の録音で最も優れてた演奏とされているものの一つ」) 2.セ・アルモ (「この時代の作品でもっともピアソラらしさが出ている曲」) 3.バンドネオンの嘆き (トロイロ楽団の看板曲) 4.君の冴えない結末 5.あばら屋 6.靴音高く(タコネアンド) 7.チクラーナ 8.おい,バルトーロ 9.別れも告げずに 10.愛しき故郷 11.積み荷 12.いい男が行くよ(アイ・バ・エル・ドゥルセ) 13.アルゼンチン共和国 14.ブエノスアイレスの喫茶店 15.心のすべて 16.ビジェギータ 17.バングアルディスタ 18.栗色と青色
by maru-eo
| 2005-08-31 21:19
| タンゴへの旅
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