山崎ハコ 1992
これはオモシロイ。もっと貧弱な「呪い節」のヒトかと思っていたら、ちょっと違うみたい。あっけらかんとした突き抜け(ているんだけど、ややハニカミ)方はCoccoを思わせる。ジャンプ系の楽曲だと吉田美和に酷似。歌詞もユニークたくましい。
イメージにとらわれずに、意に介さず長く歌いつづけていくことが出来るって言うのは、つまらんことにはこだわらず、その時々思っていることを世界というか身の回りに照射してそのはねっかえり具合を巧く言葉で捉えられるということなんだろうな。
そのためにはタフに言葉をもって、オンガクの楽しみを見失わずにやりつづけること。
♪
あの娘は言ったさ 馬にでも乗って行きな
あの時シネマで ボロボロ泣いたじゃない
誇りがホコリかぶっても あんた死んじゃやだよ
考えてみたら あたし太陽が見たい
こんな二人でも 思いきりはしゃぎたいね
いっそノボリ立てて 行こうか二人で
まるでミッドナイト・カウボーイ 都会がなんなの
ミッドナイト・カウボーイ 転がっていくカウボーイハット
死ぬまでカントリー・ガール だけど行こう二人で
M7「ミッドナイト・カウボーイ」
1.
メンフィスまで
2.
ブラック・テトラ
3.ホリデイ
4.ロコ・モーション,ファーマー
5.螢
6.風来ボーイ
7.
ミッドナイト・カウボーイ
8.ブギウギ・ハウス
9.エイリー・アン
10.
ブルー・アース
11.
ロンリー・ロード