山崎ハコ 94.9.21
カヴァー集というのは歌い手にとっては一種の挑戦であるだろう。
ヴォーカルがカルくトレモロがかっているようなM2、あっさり歌っているようでじつは全身でぶつかっているといってヨイのでは。M4は大平原で踊っちまって一歩も進まなくても良いや、みたいなアレンジ。同曲の演りかたとして新機軸ではなかろうか。噛んでふくめるように歌うジュリーのM10。全体的に演奏も安定している。ジャケットは歌麿。
1.
アカシアの雨がやむとき
2.
今夜は踊ろう
3.みんな夢の中
4.
上を向いて歩こう
5.再会
6.
東京ブギウギ
7.圭子の夢は夜ひらく
8.
さらば恋人
9.本牧メルヘン
10.時の過ぎゆくままに