「定常状態ーを越える」べく 「○」と何人かが音楽全般ほかよろず語り下ろし中!! / 「すべての表現するココロに捧ぐ」べくお送りしています つねに更新中!maru1978eonta@gmail.com!
by maru-eo 生きてく日々のメモ
文脈を参照して内容を割り引くことを「批判」と言います。
批判というと日本では攻撃と勘違いされがちですが、違います。 批判とは、隠されていた前提を明るみに出し、前提を取り替えると成り立たなくなることを証明して見せる営みのことを言うのです。 ●○●○●○●○●○● 宮台真司 07年12月22日 カテゴリ
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元サニーデイ曽我部氏は「企画協力」でクレジット。98年春に生み出されたコンピレーションだが、いちいち「ニューロック」と謳っているのがよくわかる意味のある作品集だ。URCというフォーク・ミュージシャンを多く抱えていたレーベルのとがった先端、それはまさにスタシス=スタティックな状態を超えていく、メタスタシスな状態が現れているのではないか。これを詩人・音楽家の曽我部氏の感想とはちがった言葉にしたい。 M1吐き捨てるようなナマな演奏。 M2は絶唱と言ってもヨイのではないか、という名演。ライナーに寄れば解散4ヶ月前の演奏だそうだ。ここで聴ける甘えのない澄んだサックスはクラシックからもジャズからも出てこない、ポピュラーオンガクの音色とラインの取り方であルと思われる。 ジャックスがバックアップするM3、4の演奏はきわめて高度なもの。はっぴえんどよりも音楽性は幅広いと思われる。もっと聴きたい。 M5はインタールードのようだな。個性が少ない。 M6鈴木慶一氏等が生み出すオンガクは過剰にゼイタクで、その分弱々しい。 M7そのへんのゼイタクさをシメさずに(オンガク的に)強さを目指していそうなのがこっち。ロック史的には「ブルーズ・ロック」や「ハードロック」と位置づけられるのだろうけれど、フォークの流れから捉え尚したい欲求に駆られる名演だ。クリームとかテン・イヤーズ・アフターとかそういうながれでなくて、ニッポンの歌という表現からこういうものが取り入れられたということ。それは聴き手のやることだな。影響をうけた先を辿り直すのではなくて、可能性として鳴らされた音を聴き、とらまえなおすこと。 M8オンガク的にはわかりいい、アーバン・ブルーズ。歌は節度をもったハードコア系。 M9こういうのをオリジナルを聴いたことのない人に聴いてもらって感想を聞きたい。演奏はわるくない。 M10 71年8月7日のカルメン・マキ。金子マリより声量がないというような資質の問題はいいとして、インナースリーブで(歌詞省略)っていうのはどうなんだ? いつもながら終わった直後に発せられる「ドウモアリガト」がキュートである。 M11 山下洋輔的感性の汎用性が感じられる。しかしゲスト参加とか「間奏=山下トリオ」とかでないので、ひとつながりの表現として聴きたい。8分過ぎからの演奏は三上寛とか忘れちゃうなあ。この床をはね回るようなネズミ花火のような演奏をしているサックスは坂田氏でいいのでしょうか。 M12 ミカ・バンド。73年ですよ。バッキング・ギターのぶっといおと。リフのないキンクスだね、こりゃ。こういう余裕のある側面も合わせてのニッポンであるというのはウレシイ。 1.あやか市の動物園 / はっぴいえんど 2.ラブ・ゼネレーション / ジャックス 3.殺し屋のブルース / 高石友也&ジャックス 4.明日なき世界 / 高石友也&ジャックス 5.悪魔巣取金愚 / 休みの国 6.こうもりの飛ぶ頃 / はちみつぱい 7.可笑しな世界 / 乱魔堂 8.からのベッドのブルース / DEW 9.オハイオ / ガロ 10.セントジェームス病院 / カルメン・マキ&ブルース・クリエイション 11.あなたもスターになれる / 三上 寛 with 山下洋輔トリオ 12.アリエヌ共和国 / 加藤和彦&サディスティック・ミカ・バンド ■音源 M1=第2回 全日本フォークジャンボリー 70年8月 岐阜県 M234=「あんぐら音楽祭」69プロテスト大会 69年4月 東京渋谷公会堂 M5=ロック反乱祭 東京文京公会堂 70年4月 M7、8、9、10=第3回 全日本フォークジャンボリー 71年8月 M11=音搦大歌合 日本武道館大ホール 72年4月22 M12=4人の会コンサート 共立講堂 73年4月9日
by maru-eo
| 2005-10-15 12:41
| 70年代ニッポン
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