ルー・リード 1972.6
たぶんオレがガキなせいだと思うけれど「リサ・セッズ」はヴェルヴェッツのバージョン(当時は未発表)が好き。シンプルで、孤独だった。いやこういう風に変化していくのは音楽家としてとてもイイと思うけれど。あっちのが好きすぎる。
ルーリードのソロ第一作。原題は『LOU REED』。1942年生まれだから30歳くらい。つぶれたノイズというにはいかにも貧弱なエレキギターの音が特徴的。
おおくの「詩人」と呼ばれる人がそうであるようにルー・リードには言いたいことがたくさんあるのだろう。しかもこの人は見てきたことがもっとたくさんあるのだろう。そういう人がヘロヘロのアンディ・ウォーホル時代をくぐり抜けて、たったひとりではじめたこと。
・・・以下、あしたにつづく
1.アイ・キャント・スタンド・イット
2.ゴーイング・ダウン
3.ウォーク・アンド・トーク・イット
4.リサ・セッズ
5.ベルリン
6.アイ・ラヴ・ユー
7.ワイルド・チャイルド
8.ラヴ・メイクス・ユー・フィール
9.ライド・イントゥ・ザ・サン
10.オーシャン