「定常状態ーを越える」べく 「○」と何人かが音楽全般ほかよろず語り下ろし中!! / 「すべての表現するココロに捧ぐ」べくお送りしています つねに更新中!maru1978eonta@gmail.com!
by maru-eo 生きてく日々のメモ
文脈を参照して内容を割り引くことを「批判」と言います。
批判というと日本では攻撃と勘違いされがちですが、違います。 批判とは、隠されていた前提を明るみに出し、前提を取り替えると成り立たなくなることを証明して見せる営みのことを言うのです。 ●○●○●○●○●○● 宮台真司 07年12月22日 カテゴリ
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(前略)小説は、われわれが現代において、それについて知りつくしていると考えているにもかかわらず、実際には、まさに、ほんの少しも知るところのない、ある深淵から生みだされるものであるからだ。 それは、恋愛や殺人や災厄が、そこから生みだされるとおなじ深淵である。明確にいいあらわすことのほとんど不可能であるところの深淵であり、そういうところに関わっているのが作家の努力というものなのである。P366ジェイムズ・ボールドウィン こうした深淵にかかわって、文学の方法を選ぶよりほかにどうしようもないというところまで、ひとりの人間を追いつめ、そこに作家を誕生せしめるものが存在する、ということでもあるだろう。P366大江健三郎 頭に浮かんだある情景をもとに書き始めた。そのとき、それは象徴的だとは自覚しなかった。情景というのは、梨の木にのぼっている少女のパンツの泥だらけのおしりだった。木の上だと、祖母の葬式が行われている場所が窓ごしに見えるし、下の地面にいる弟たちに教えてやれるからだ。子供たちが誰であるか、何をしているか、パンツがどんなふうによごれているかを説明するとなると、短編に書きこむのは無理で、一冊の長編小説にしなければならないのがわかった。そのうちぼくは、よごれたパンツの象徴性に気がついた。するとそのイメージは、彼女の唯一の家から逃れようと、雨樋を伝っておりて行く、父も母もない娘の姿におきかえられた。その家では、恋も愛も理解も与えられたことがなかった。P367ウィリアム・フォークナー『作家の秘密』新潮社版
by maru-eo
| 2006-10-14 10:46
| 文学
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