「定常状態ーを越える」べく 「○」と何人かが音楽全般ほかよろず語り下ろし中!! / 「すべての表現するココロに捧ぐ」べくお送りしています つねに更新中!maru1978eonta@gmail.com!
by maru-eo 生きてく日々のメモ
文脈を参照して内容を割り引くことを「批判」と言います。
批判というと日本では攻撃と勘違いされがちですが、違います。 批判とは、隠されていた前提を明るみに出し、前提を取り替えると成り立たなくなることを証明して見せる営みのことを言うのです。 ●○●○●○●○●○● 宮台真司 07年12月22日 カテゴリ
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会社の先輩から柿をもらった。正確には先輩が青果屋さんでもらってきた柿をもらった。これが見てもらえれば解ると思いますが(=写真→)かなりデカイ。てっぺんに貼られてる金色のシールには「八幡島特産 富士柿」とある。「丸和 JAにしうわ」とも。こりゃ一箇いくらってなもんでしょう。つーか柿ってもっとひらっぺたいもんでしたよねえ。 で、「柿食えば 鐘が鳴るなり・・・」と言うセリフが出てきたのが昨日の『めだか』でした。僕はすでに歯抜けでしか見れてませんが、良いんじゃない?とどっかの芸人のように思ってしまいました。とくに光るセリフはなしと前に書きましたが、それはそれで良い。どこもとくに光らなくても良いものも世の中にはあるものですよねえ。って世の中だいたいそうですし。 ストーリー的には「めだか」こと「目黒たかこ」ことミムラが「ちょっとセンセイ向いてるんじゃないワタシ?」と思ったのもつかの間、その自信は揺らぎ、しかして回りのひとたちの協力もあって元不登校児(生?)の恋のはじまりの手助けに成功する、みたいなところで。 劇中、ヨッパライの泉谷しげるはいう。「男なんてのはな、女でもできりゃ全部オッケーなんだよ」(大意)。うーむ、そういうもんだろうか? と女であるミムラこと「めだか」は悩む。この「悩む」ところが良い。だいたいお話なんてのはこういうセリフがあればあとはそういう風に進むもので、告白した元不登校○は見事に相手の「OK」(遊園地に行く約束)を手にし、自分も一歩前進する。ミムラの表情演技もかなり良い。主役以外できるのかって疑問も湧くが、此処まで来ると。 この「男は女ができりゃOK」なのか?、という疑問を、はなからもってりゃしないドラマがじつは世の中花盛りである。いやすでに世の中は(TVドラマの世界は)「女も男ができりゃOK」の地平を突き進んでいる。その地平の上でなにが起ころうと、またその進みがどう右往左往しようと、観る側には同じものしか見えない。「彼や彼女は幸せに向かって進んでおり、それは良いこと」というテーゼだ。ようするに『ラスクリ』のことだよ、大田亮! と坂元裕二。 まったくもって世の中タチが悪いのは、疑わない奴らであるが、疑うことをすっかり失念して、また自分が失念したことさえも失念して、他人にそれ(=失念)を押しつける厚顔無恥なクリエーター様には頭が下がる、わけは、ありゃしないだろ。ゴラ。 唯一のあたらしいところである矢田亜希子を、けっきょくスケジュール押さえただけにしている無能振り、ならびに、おまへらの10年はなんだったのかそこのところを、織田裕二が「織田打ち」(織田裕二が、自分の思いをスタッフに伝えるため? 長々と打ち合わせをする=させること)のごとく膝詰めで訊いてみたいよ。まあ無能振りは解ってるから良いけどさ。 いや実際のところは、僕はいま(なんらかの)「ドラマ」に携わる人すべて(つまり生きている人すべてってことです)に、「他者と深く関わることの幸福、あるいは有意味」について、聞いてみたいのであります。それがあるのかないのかというところから。 この疑問にちゃんと応えている(表現している、あるいは悩めている)ドラマは、僕の見るところ『めだか』だけなんですが、皆さんどう思われますでしょうか? いつでも、どんなときでも(パクリ)『メタスタシス』はあなたのコメントお待ちしています。
by maru-eo
| 2004-10-27 20:37
| 「TV」をつけなさい
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