「定常状態ーを越える」べく 「○」と何人かが音楽全般ほかよろず語り下ろし中!! / 「すべての表現するココロに捧ぐ」べくお送りしています つねに更新中!maru1978eonta@gmail.com!
by maru-eo 生きてく日々のメモ
文脈を参照して内容を割り引くことを「批判」と言います。
批判というと日本では攻撃と勘違いされがちですが、違います。 批判とは、隠されていた前提を明るみに出し、前提を取り替えると成り立たなくなることを証明して見せる営みのことを言うのです。 ●○●○●○●○●○● 宮台真司 07年12月22日 カテゴリ
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ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作曲 交響曲 第5番 ハ短調 作品67 《運命》 A.アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBC交響楽団 1939年モノ B.カルロス・クライバー指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1974年製 みなさま冬のよき日をいかがお過ごしか。「中学生の主張」を聞いてきた帰りであります。「タバコを吸うのをやめてください、あるいは吸う本数を少しでも減らしてください。それはきっとまわりの人のためだけでなく自分のためでもあるのです」。また「ブッシュの暴力による解決は関係のない人をまきこみ、結局解決には向かわないのではないか。話し合いで解決できることも多いのではないか」。私が中学1、2年のころは自発的に発言などするものか、と思っていたような気がします。彼らの発言の要旨以上に、言葉にされていない感情にどこまで心を致せるか。 さて、ベートーヴェンはあまり好きではないのですがであるからこそ最高の部類に入るとされる指揮者またはオケストラの場合その演奏にちがいがあるものなのか。基本的には、クラシック音楽というのは最終的には作曲家の思想を示すんではないかといぶかしいが故に聴き比べをして見ようと思うのであります。 演奏時間はAが31分22秒で、Bが33分16秒。だいたい荒井由実のアルバム一枚分くらいだろうか。 クライバーはたいしたものである。ブランド品の間違いのなさみたいなものを感じる。まさにキュッと引き締まったプロの美しい演奏だ。でしかもベートーヴェンであるかどうかはどうでもよさそうな印象さえ受けるほどだ。これこそクラシック音楽のブランド性。「運命」などどうでもよいんじゃないの? と日本的な意味づけはかるく凌駕されている。う~む、一晩2000万円というのもあながち信じられなくもない完成度高い艶のある演奏。 トスカニーニはこれまた。。。充実した細部をもっているようなもっていないような。全体としては充実度にとてもムラがある。イメージとしてはブッといソーセージを(粗挽き)ブンブン振り回しているような。使い方を間違っているような。はっきりいって異常に聴きづらい。一般人には薦められませんな。キモチ悪いよ。いや、もちろんそのブンブン回されている粗挽きソーセージはとても美味そうなんだよ。だからこそ吐きそう・・・。ベートーヴェンとは合わないんでない、トスカニーニって。いやもしかしたら逆にこういう方が聴きつづけるたびによくなったり・・・。いや、そうなんども聴きたくない。 F1でいうとシューマッハとマンセルみたいなもん?
by maru-eo
| 2005-02-05 12:03
| クラシカルM
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