喜納昌吉 1980
久保田麻琴がサウンド・プロデューサー。ライ・クーダー、細野晴臣、チト河内が参加。M1、7がトラッド。聴いてかんがえるに、喜納昌吉とチャンプルーズ、ライに負けていない。どころかライもいい経験したなってくらいである。それが久保田のせいであるのか、どうかはわからぬ。喜納の本音をまるでボブ・マーリーの「トーキング・ブルーズ」のように表明するM4、5がある。♪なまるやんどー沖縄ぬ為に立ちみそり ♪イヤーホイイイヤホイイヤホイ 沖縄が泣ちょんどー
この辺のニュアンスはライはわかっているのだろうか。
このアルバムの名をあげているM6は昌吉が歌ってはいない。喜納友子である。
オキナワン・フォーク・ロック。ディランで言えばなんだ? 喜納昌吉的には『アナザー・サイド~』であると思うが。友子がおり、久保田麻琴がおり、ライ・クーダー・・・。腑分けの必要がある。計28分26秒。ヤマトと世界のどこかを確実に駆け抜けた作品集である。
1.じんじん
2.アキサミヨー
3.花のカジマヤ
4.ニライカナイ
5.イヤーホイ
6.すべての人の心に花を (FLOWERS FOR YOUR HEART)
7.ミミチリ坊主~ダンジュ□カリユシ
8.クレージーカチャーシー
9.ヤンバル