「定常状態ーを越える」べく 「○」と何人かが音楽全般ほかよろず語り下ろし中!! / 「すべての表現するココロに捧ぐ」べくお送りしています つねに更新中!maru1978eonta@gmail.com!
by maru-eo 生きてく日々のメモ
文脈を参照して内容を割り引くことを「批判」と言います。
批判というと日本では攻撃と勘違いされがちですが、違います。 批判とは、隠されていた前提を明るみに出し、前提を取り替えると成り立たなくなることを証明して見せる営みのことを言うのです。 ●○●○●○●○●○● 宮台真司 07年12月22日 カテゴリ
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今日初めて『おとなの夏休み』というTVドラマを見た。25分過ぎから。いいじゃん。寺島しのぶ。オレこの人のこと赤坂真理の『ヴァイヴレータ』と車谷長吉の『赤目四十八瀧心中未遂』に主演したと聞いて観ず、サラブレッドであると聞いて勝手に嫌いがってました。で、これはTVドラマなんですが、良い。あの、なかをのぞき込みたくなるような深い表情を讃えた瞳。全身で演技しているのが伝わってくる。オセロの黒い方の演技がナンだが、それをも良い方向に包み込む構造をもった優れたキャスティングだと思われる。 シナリオは大御所 一色伸幸。「おとな」をタイトルに謳ったましょうめんからの「夏休み」モノである。大人ってナニ ? ってのはここ何年かは論壇誌もよくわかっていないような困った自体なのですが、そうした時にも安心していられたのはTVやマンガ、小説などの表現がしっかり描ききっていたからである。が、それも最近なくなったと思って久しいトコロ、日テレはまじめにやってきたね。 考えてみるに大人というのは守るモノがあるということではないでしょうかねえ。で、そういうことの価値を知っているってこと。山田太一なんかはそういうことの安定が壊れたときに登場しながらも、でも裏っ返しでその価値を描きつづけてきた。一色伸幸は脚本家の名前で映画の撮れる優れたホン書きである。それが、なんか最近間にあったような気もするが、こうしてイイ時間に戻ってきた。待って真下だよ。じゃない”ました“だよ。君塚センセも監督もいいけどもうちっと頼むよオ。次回も観よう。そうしよう。
by maru-eo
| 2005-08-03 23:08
| 「TV」をつけなさい
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