
オマーラ&アダルベルト 1983
歌うことはすばらしい。才能のある人の歌を聴いていると、つまらんことはどうでもよくなってくる。キューバはほんとうにリズムの宝庫で、音楽的な超大国である。ギターがあり、歌があり、ベース、ティンバレス、その他なんだってリズムを鳴らしちゃう。ラッパだってカウベルだって、みなリズム楽器だ。
この盤は当時53歳くらいだったオマーラ・ポルトゥオンドがアダルベルト・アルバレスという人のグループをバックに歌うもの。正直言ってキューバ音楽の多彩すぎるリズムを言葉にするのはオレの手にあまる。いまはただオマーラの溌剌とした果敢な歌に聴き入るのみ。もう、腕組んでう~む、なんて唸っちゃいます。すげえ国だし、すげえ人だよ。ブエナ・ビスタにも出てました。
1.たとえ炎でも
2.生きる価値
3.あそこで待つわ
4.真夜中のワイン
5.あれから20年
6.
ギターはソンの友だち
7.
わたしの熱いソン
8.
涙雨