アマリア・ロドリゲス
アマリアの70年代前半の録音で74年にはフランス・ディスク大賞を受賞した名盤とのこと。アマリアの声は力強いけれども、おかしなくらいつつましやかな表現だ。だから、できるかぎり大音量で聴きたい。
声の襞のなかに分け入って、幼い頃から「死にたい死にたい」と思っていたという彼女の内面がいかに歌に変わっているのか確かめてみたい。この作品集はじつにポップで聴きやすい構成になっているから、いろんな人に聴いて欲しいです。
1.難船
2.マリア・リスボア
3.
吹き行く風のバラード
4.
どんな声で
5.紙のカーネーション
6.私の手
7.かもめ
8.
ヴィアナへ行こう
9.死せるが如く
10.蟻
11.わが愛
12.
アルファーマの夜明け