「定常状態ーを越える」べく 「○」と何人かが音楽全般ほかよろず語り下ろし中!! / 「すべての表現するココロに捧ぐ」べくお送りしています つねに更新中!maru1978eonta@gmail.com!
by maru-eo 生きてく日々のメモ
文脈を参照して内容を割り引くことを「批判」と言います。
批判というと日本では攻撃と勘違いされがちですが、違います。 批判とは、隠されていた前提を明るみに出し、前提を取り替えると成り立たなくなることを証明して見せる営みのことを言うのです。 ●○●○●○●○●○● 宮台真司 07年12月22日 カテゴリ
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詞・曲:松任谷由実 初めて言葉を交わした日の その瞳を 忘れないで いいかげんだった 私のこと 包むように輝いていた 遠い夏 息をころし トンボを採った もう一度あんな気持ちで 夢をつかまえてね ※ So, you don't have to worry, worry, 守ってあげたい あなたを苦しめる全てのことから cause I love you, Cause I love you. このごろ沈んで見えるけれど こっちまで ブルーになる 会えないときにも あなたのこと 胸に抱いて 歩いている 日暮れまで土手にすわり レンゲを編んだ もう一度 あんな気持ちで 夢を形にして So, you don't have to worry, worry, 守ってあげたい 他には何ひとつできなくてもいい cause I love you, Cause I love you. ※ くりかえし ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1981年6月21日17枚目のシングル。この曲はまったくもって陳腐な「自己犠牲・救出願望」ソングなんだろうが、しかし。楽曲的にはダルなリズムに、喘息発作時に背中をさするようなハーモニーゲーションとコーラスワーク、オブリガートがしづしづと盛り上げるキラーチューンである。 トンボ、日暮れ、土手、レンゲ等が特徴的な語。井上陽水的な洗練された言葉選びはまったく行われていない。ようするに「守ってあげたい」というフレーズを歌にすることが第一要諦であって、その秀逸なアイディアをカルくまとめた、という作品だろうと思われる。 「守る」という女神的(べつに男が歌ってもなんのむりもないのだけれど、やらない)な視点を支えるのは、「あなた」が「いいかげんだった 私のこと 包むように輝いていた」からだけ。で、なぜ守るのかといえばあなたに「もう一度 ・・・ 夢をつかまえ」「形にして」欲しいから。このあたりの理由は「卒業写真」的な夢つかまえること委託願望ソングと同。 そのためには「他には何ひとつできなくてもいい」と歌う。この三つ指ついて、三歩下がるような自己犠牲はなんであろうか。問うても答えはないのだろうが、しかし、こうした歌の最後に置かれているということの意味はデカイ。 個人的には「ぼく・きみ」の感性の中では、「きみ」を「守る」うえでは「自分は他に何ひとつできない」という態度が必要なのだ、という証明として理会する。
by maru-eo
| 2005-10-08 13:34
| ニッポンのうた
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